最前線のスポーツビジネス・マーケティング奮闘記
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2008
10/27
Mon
10/27
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Category:スポーツ観戦
クライマックスシリーズ(セ)の明暗
ヤフーでこんな記事をみました。
「真弓阪神に補強資金30億円用意」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000011-nks-base
今年のセ・リーグは、巨人の歴史的な大逆転劇に終わったわけですが、先日のクライマックスシリーズを東京ドームで観戦しながら、プロ野球のお金の使い方について、ちょっと考えてしまいました。
今のセ・リーグは、巨人・中日・阪神の3強と、その他の3弱という構成ができつつあります。
最大の原因はやはり資金力。
東京・名古屋・大阪の3大商業圏に本拠を構える3つの球団は、抜群の集客力と人気、安定した親会社のバックアップを持ち合わせ、資金的に他の球団を凌いでいます。
昨年は、FAなどで、巨人はヤクルトから、ラミレス・グライジンガーのエースと4番を引き抜き、阪神は広島から金本に引き続き新井を獲得、中日も西武から地元出身の和田を。
といった感じで、悪い見方をすれば、金に物を言わせて「弱小」球団から主力を引っこ抜いているという様相です。
しかし、この球団間の関係の良し悪しを議論しても何の解決にもならないので、今回はそれ以外の「選手育成」の仕組みについて考えてみました。
今年の巨人−中日のクライマックスシリーズの勝敗を分けたのは、上原でもなくクルーンでもなく、ラミレスでもなくグライジンガーでもなかったです。
それは、亀井・脇谷・加治前・山口・東野といった、ドラフト下位や育成選手から這い上がった「生え抜きの若手」の活躍でした。
巨人は2006年から導入された育成選手制度を活用し、現在でも10人以上の選手を抱えて、若手の発掘に力を入れています。
(ちなみに現在中日は0名、阪神は1名)
年俸5億のラミレスと、年俸数百万円の育成選手あがりの選手。巨人の両輪の選手構成戦略が今年は実を結び、高橋や二岡などの高年俸選手が怪我や不振で出場できない隙間を彼らの活躍が埋めていました。
一方の中日・阪神は、レギュラーとそれ以外の選手の力の差が大きすぎ、ベテラン選手たちが戦線離脱すると戦力が一気に低下する苦難に何度もさらされました。
終盤の阪神の失速は、ベテランの疲労と、それをバックアップする若手有望選手の不在が最大の原因でしょう。
ただ、金をばらまいているだけのような巨人を批判してきた両球団は、逆に同じ病状にかかりはじめているのではないでしょうか?
冒頭のニュースを見ても、問題の本質に気づいているのか疑問符がつくところですが、来年にむけて中日・阪神の取り組み方を見守りたいですね。
特に、私の応援する中日は、タイロン・ウッズ(年俸6億)、川上(年俸3億4千万)という2枚看板の退団が濃厚で、ここで浮いた約10億円をいったい何に使うのか、これにこれから数年間の成績がかかっているといっても過言ではないでしょう。
結果は、来年の今頃には明らかになっているでしょうね。
「真弓阪神に補強資金30億円用意」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000011-nks-base
今年のセ・リーグは、巨人の歴史的な大逆転劇に終わったわけですが、先日のクライマックスシリーズを東京ドームで観戦しながら、プロ野球のお金の使い方について、ちょっと考えてしまいました。
今のセ・リーグは、巨人・中日・阪神の3強と、その他の3弱という構成ができつつあります。
最大の原因はやはり資金力。
東京・名古屋・大阪の3大商業圏に本拠を構える3つの球団は、抜群の集客力と人気、安定した親会社のバックアップを持ち合わせ、資金的に他の球団を凌いでいます。
昨年は、FAなどで、巨人はヤクルトから、ラミレス・グライジンガーのエースと4番を引き抜き、阪神は広島から金本に引き続き新井を獲得、中日も西武から地元出身の和田を。
といった感じで、悪い見方をすれば、金に物を言わせて「弱小」球団から主力を引っこ抜いているという様相です。
しかし、この球団間の関係の良し悪しを議論しても何の解決にもならないので、今回はそれ以外の「選手育成」の仕組みについて考えてみました。
今年の巨人−中日のクライマックスシリーズの勝敗を分けたのは、上原でもなくクルーンでもなく、ラミレスでもなくグライジンガーでもなかったです。
それは、亀井・脇谷・加治前・山口・東野といった、ドラフト下位や育成選手から這い上がった「生え抜きの若手」の活躍でした。
巨人は2006年から導入された育成選手制度を活用し、現在でも10人以上の選手を抱えて、若手の発掘に力を入れています。
(ちなみに現在中日は0名、阪神は1名)
年俸5億のラミレスと、年俸数百万円の育成選手あがりの選手。巨人の両輪の選手構成戦略が今年は実を結び、高橋や二岡などの高年俸選手が怪我や不振で出場できない隙間を彼らの活躍が埋めていました。
一方の中日・阪神は、レギュラーとそれ以外の選手の力の差が大きすぎ、ベテラン選手たちが戦線離脱すると戦力が一気に低下する苦難に何度もさらされました。
終盤の阪神の失速は、ベテランの疲労と、それをバックアップする若手有望選手の不在が最大の原因でしょう。
ただ、金をばらまいているだけのような巨人を批判してきた両球団は、逆に同じ病状にかかりはじめているのではないでしょうか?
冒頭のニュースを見ても、問題の本質に気づいているのか疑問符がつくところですが、来年にむけて中日・阪神の取り組み方を見守りたいですね。
特に、私の応援する中日は、タイロン・ウッズ(年俸6億)、川上(年俸3億4千万)という2枚看板の退団が濃厚で、ここで浮いた約10億円をいったい何に使うのか、これにこれから数年間の成績がかかっているといっても過言ではないでしょう。
結果は、来年の今頃には明らかになっているでしょうね。
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